リファレンスチェックサービス立ち上げの経緯

弊社がリファレンスチェックサービスに特化したサービスを展開した始まりを書いてみようとおもいます。

サービスは、https://www.oxalis.co/

2011年まで、ネットショッピングサイト、イギリス向け掲示板、CMS利用のホームページ作成サービス、SEOサイト、名刺作成サービスなど2004年から多くのコンテンツを立ち上げてきました。2012年には当初SNSを作ろうとおもっていたのですが、Pitchで出会った方にSNSの一部分(社内ではVerifyサービスと呼んでいました)だけ切り出してサービスしたらと助言を受け。それがリファレンスチェックの機能だったので、それだけを切り出してサービスを始めました。

2012年当時、リファレンスチェックをネット上で専業でおこなってたのは、”日本リファレンスチェックサービス”さんだけで、他は探偵系の会社さんがほとんどでした。弊社のメンバーも、どのように進めたらいいのか悩んだ毎日だったように覚えてます。

2013年、私は外でPitchを繰り返しフィードバックをもらいながらコンテンツの組み立てをおこない、開発はSNSではなくリファレンスチェックの理解からはじめて、2015年正月にようやくローンチできたのを記憶しています。

実は、ローンチ時では”世界初”のオンライン自動リファレンスチェックサービスと記載していたのですが、その前年の7月にサンフランシスコでオンライン自動リファレンスチェックサービスをローンチした会社がいたことを発見し、やむなく”国内初”と言葉も変え特許の申請もおこないました。

今もリファンレスチェックという言葉はそんなに一般的な言葉ではありませんが、2015年、16年とPitchしていたら”探偵ですか?”、”リファレンスチェックって何ですか?”、また”リファンレスチェックなんて違法ですよ”と罵声もあびたこともありました。とにかく、言葉が分からないのでリファレンスチェックという言葉の普及に努めてビラを配ったり、企業訪問してはリファレンスチェックの説明だけして帰ったことも多々ありました。

ローンチ以降2017年前半までお客さんはほとんどつかず。10社ほどの会社さんと試行錯誤を繰り返しながら2017年も終わろうとする頃、問い合わせメールが何件も入ってきて、それも誰もが知ってるような大きな会社さんも何社も依頼がきて”どうしたんだろう”と不思議におもっていたら、2018年さらに問い合わせが増え、今では毎日新規の問い合わせがあります。

4年ほど前、UFJ総研の方にリファレンスチェックサービスを分析してもらう機会があったのですが、コンサルの方が”2018年頃から言葉が知られ始め、2020年頃にはリファンレスチェックをおこなうことは普通になっているかも?”と分析していました。今、まさにその通りになってきてるのですが。

とにかく、1人でも多くの人が履歴書や職務経歴書だけでは分からない魅力を面接先に伝えることができ、人材配置のミスマッチも防げたら…と、頑張っていけたらとおもいます。なんとなく回顧録です。

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